リュエイユ=マルメゾン(フランス)1975年から

 パリから西方8㎞にある町は、ナポレオン・ボナパルトと一人目の妻ジョセフィーヌが暮らしていたマルメゾン城が特に有名です。彼女の墓は町の中心部にある古い教会にあります。19世紀末にはピエール・オーギュスト・ルノアールやエドアール・マネ、クロード・モネら多くの有名な画家がここリュエル・マルメゾンを訪れ、セーヌ川の絵を描いていました。この町はイル・ド・フランス地方オードセーヌ県に位置する今日78,000人の人口を有する町です。

キッツビュール(オーストリア)1984年から

 この人口8,300人のチロル地方の密かな中心都市は海面762mを超える高さに位置しており、ハーネンカムとキッツビュールの麓、オーストリアのウィンタースポーツの中心地でもあります。ハーネンカムレース(アルペン三大クラシックレース)は毎年10万人以上の観客を魅了します。トニー・セイラーやエルンスト・ヒンターゼーアなど有名なスキーヤーはこのキッツビュール出身です。

フランティシュゴヴィ・ラーズニェ(チェコ)1992年から

フランティシュゴヴィ・ラーズニェ(ドイツ語でフランツェンスバード)は人口5,600人を抱える、カルロヴィ・ヴァリ州(ドイツ語でカールスバード)はヘプ地

区、チェコの西方のヘプ市(ボヘミア地方)近隣に位置する町です。「カイザー・フランツェンスドルフ」の名の下、1793年にクア地が創設され、1807年にフランツェンスバードと名を改めました。1700年頃はフランツェンスバード疎水がドイツ全土の他の泉よりも優れていたと言われています。1946年にはクア施設が国営化され、1989年に再び民営化が始まりました。今では非常に多くの観光客が立ち寄る保養地です。

 

養老町(日本)2004年から

 養老町は、日本の本州は岐阜県、大阪と名古屋の間に位置しています。すでに1987年に養老町との最初の会議が行われ、その後2004年に公式な姉妹都市交流が成立しました。素晴らしい自然の中、34,000人を数える人々が山脈と三つの川に囲まれて暮らしています。養老町の名所といえば、同じ名を冠した滝とテーマパーク、養老天命反転地です。


フランクリン(アメリカ・テネシー州)2016年から

 最も新しい姉妹都市はアメリカ合衆国テネシー州のフランクリン市です。1799年10月26日に創立されたこの都市は歴史情緒あふれる、南北戦争以前の典型的なヴィクトリア調建築、南部諸州の擬古典主義的建築様式、そして都市名の由来となったベンジャミン・フランクリンに遡ることができます。人口およそ70,000人のこの都市は、小都市としての魅力も大都市としての優雅さも持ち合わせています。特に訪れるべきはリンチバーグにあるジャック・ダニエルズ蒸留所と音楽都市ナッシュビルでしょう。